スロットレーシングとは?
60年代に爆発的にブームになった走る自動車模型。年配の方でしたらご存知かも?
ラジコンとミニ4駆の中間的なホビーです。大きさは実写の24分の1から1/32、
1/43、1/87
等があり、その車の裏にブラシ(集電用)が付いてて専用コースに
流れてる電気で動かしてるんです。もちろん、スピードを調節しないとカーブで
コースアウトしますのでコントローラーで調節します。

スロットレーシングと言っても大きく2種類ありまして・・・・・・
こちらでは主に1/24スケールを紹介いたします。

ひとつは プラフィットタイプ
現在、主流のタイプで初心者から上級者まで楽しめます。実車に忠実、速さはそこそこ。
とは言っても実速で50キロ位は出せるのでスケールスピードはF−1どころではない!
プラフィットタイプ *ボディーはプラモデルを流用、シャーシは専用。実にリアル!
セッティングとコントロール次第でパワースライドなども自由自在です!
コーナーでとなり相手を蹴飛ばすことも・・・・・可能ではありますが・・・

そしてもうひとつ WingCar
現在、日本では殆ど流通しておらず主にアメリカで行われているタイプです。
速さこそすべて!20cm足らずの車が実速で100キロを超える!
一周46mのコースをブレーキングしてコーナー曲がっても2秒台。
その中でも最高峰のプロクラスは【グループ7】。通称【セブン】
因みに・・・・・世界記録は1秒台!!
想像の範囲を大きく超えていますので…見ないと信じられないですよね。
アメリカにはプロもいます。こちらも大変ですが面白いですよ!!
このコースはかつて横須賀シグマホビーに
あったブルーキングトラックです。本場
アメリカから呼んで作らせた本物でした。
ブルーキングは全米選手権公認レイアウトです。
これが究極の形グループ7】
モーターはなんと10万回転!!
ただし、無負荷では自爆してしまいます。
これは私のですが滅多に動かしてません。
通称「ハネ」と呼ばれてます。 *ボディーはポリカーボネート、シャーシは
スプリングスチール等をレーザーカットなどしてほとんど骨だけ・・・
細かくクラス分けがされています。良く見るとボディーの周りに
何やら透明な部分がそうです!これが「ハネ=羽」と言われる由縁なのです。
だけどなぜ?このスカスカのシャーシで走るのか?それはこの羽の部分に
空気を当てて強大なダウンフォースを稼いでる為なんです!
理屈は実車のF−1などと同じです。

この他にも「ユーロスポーツ」と言うちょうど、中間に位置する物もあります。
一見すると「ハネ」と変わりませんがボディーの両脇に付いてる透明なウイング
等がありません。この為、「ハネ」のコーナーリングの様には行きません。
難しいです!そのためにシャーシも幾分骨太、可動部分を多くして横Gを
逃がしてます。市販のシャーシもあれば、全くの自作マシンもありますが、
自作はそうそうできるものではなく、かなりの経験を必要とします。
現在、殆どレースは行われていません。